Boxはファイル共有サービスです。
便利な機能も多く、セキュリティの面でも信頼度が高いので多くの企業で利用されています。
本記事ではBoxの使い方完全マニュアルとして、使い方や便利な機能について解説します。
この記事で分かること▼
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目次
Boxは、世界中で活用されているファイル共有サービスです。アメリカで2005年に設立されて以来、世界では10万社以上、日本国内では1万社以上の導入実績を誇っており、日本でも利用している企業が増えています。
Boxの基本情報について次の表にまとめました。
英文社名 | Box Inc |
本社所在地 | 900 Jefferson Ave. Redwood City, CA 94063 USA |
電話番号 | 877 729-4269 |
設立年月 | 2005年4月 |
代表者名 | Mr. Aaron Levie |
業種名 | IT・通信(IT & Communications) |
市場名 | NYSE(ニューヨーク証券取引所) |
従業員数 | 2,172人 |
ウェブサイト | www.Box.com |
ここからはBoxの使い方について解説します。
以上の5つについて解説します。
フォルダやファイルの作成手順は以下の通りです。
作成できるファイルはフォルダ、ブックマーク (任意のURL)、Box Note、Microsoft Officeファイル、またはGoogleドキュメントです。
参考:Box Supportファイルおよびフォルダの新規作成
ファイルやフォルダのアップロード手順は以下の通りです。
このような手順を踏まなくても、使用WebブラウザがChrome・Firefox・Safariであれば、ドラッグアンドドロップでのアップロードも可能です。
Box上のファイルやフォルダをダウンロードする手順は以下の通りです。
上記の手順だと一つずつのダウンロードとなりますが、Shiftキーを押して複数項目を選択すれば、複数のファイル・フォルダの一括ダウンロードも可能です。
複数のファイルをダウンロードするとZipファイルに圧縮されてダウンロードされます。
ファイルやフォルダの共有手順は以下の通りです。
ファイルやフォルダの削除手順は以下の通りです。
Boxでは、ごみ箱に入れたファイルやフォルダが一定期間(30日)保存されます。 デフォルトではその期間は30日間ですが、BusinessアカウントとEnterpriseアカウントのBox管理者であればその期間を変更することができます。また、ごみ箱を検索して、特定の項目を手動で復元または削除することもできます。
Box内で誤って大事なファイルを削除または上書きした場合の復元方法については以下の記事で詳しく解説しているので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
Boxには4つの便利な機能があります。
それぞれについて詳しく解説します。
Boxには7つのアクセス権があります。このアクセス権を使い分けることで高セキュリティなクラウドストレージを実現しています。
以下の表に7つの権限についてまとめました。
アップロード | ダウンロード | プレビュー | リンクの取得 | ファイル編集 | 削除 | 所有 | |
共同所有者 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
編集者 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
ビューア/アップローダ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
プレビュー/アップローダ | ○ | × | ○ | × | × | × | × |
ビューア | × | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
プレビューア | × | × | ○ | × | × | × | × |
アップローダ | ○ | × | × | × | × | × | × |
7つの権限の意味については以下の通りです。
共同所有者: 編集者の権限に加え、フォルダのプロパティ(招待の制限事項)の設定が可能なユーザです。
編集者:フォルダへの読み取り、書き取りの全権限を持つユーザーです。
ビューア/アップローダ:ファイルの閲覧と、アップロードのみができるユーザです。
プレビュー/アップローダ:ファイルのプレビューと、アップロードのみが可能なユーザです。
ビューア:ファイルの閲覧のみが可能なユーザです。
プレビューア:ファイルのプレビューのみが可能なユーザです。
アップローダ:フォルダへ、ファイルのアップロードができるユーザです。
Boxはメールでのアクション通知を利用することができます。
これは、自分が所有・共有しているフォルダに対し、ファイルのアップロード・ダウンロード・コメント・プレビュー・削除があった場合、メールで自動通知してくれる機能です。
ファイルごとに通知の有無を設定することができるので、業務効率化の役割もあります。
設定方法は以下の通りです。
参考:Boxの基本機能
Boxはファイルごとに閲覧・編集・ダウンロード・コメントのログを追跡しているので、ログを確認することができます。
そのためいつ・誰が・どのようなアクションをしたのかを確認することができます。
Box Driveは、Microsoft Office 365やAdobeをはじめとする、あらゆるデスクトップアプリのファイルへの直接アクセスを可能にするアプリケーションのことです。
通常のファイルのように、ローカル保存で利用できるクラウドドライブです。
また、Boxはオフラインでの利用ができませんが、組織のBox Driveを有効にしていること、および自分にEnterprise設定を編集する権限がある場合は、オフライン機能を有効化することができます。
Boxのプランと利用できる機能について次の表にまとめているので参考にしてください。
プラン | Business | Business Plus | Enterprise | Enterprise Plus |
価格(ユーザー/年) | 21,600円 | 36,000円 | 50,400円 | 72,000円 |
最小ユーザー数 | 20 ※1 | 20 ※1 | 20 ※1 | 35 |
ストレージ容量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
アップロード最大サイズ | 5GB | 15GB | 50GB | 150GB |
外部コラボレーター | 課金対象 ※2 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
エンタープライズアプリの統合(他SaaSシステムとの連携) | 1 | 10 | 無制限 | 無制限 |
バージョン履歴 | 50 | 50 | 100 | 無制限 |
コンテンツマネージャ(コンテンツの完全な可視化と管理が可能) | 不可 | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 |
共同管理者の設定(管理権限の委任が可能) | 不可 | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 |
メタデータ/メタデータテンプレート | 不可 | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 |
パスワード要件等の高度なセキュリティ設定 | 不可 | 不可 | 利用可能 | 利用可能 |
Box Relay(ワークフロー) | 標準ワークフロー | 標準ワークフロー | 高度なワークフロー | 高度なワークフロー |
Box Governance | ー | 有償 | 有償 | 利用可能 |
Box Zones/Multi Zones | ー | 有償 | 有償 | 利用可能 |
Box Shield | ー | ー | 有償 | 利用可能 |
Box KeySafe | ー | ー | 有償 | 有償 |
Box付加サービス | ー | ー | ー | 利用可能 |
以上の表に初期費用の3万円がかかります。
※1 原則年間契約になります。
※2 初期費用は初回契約時のみ発生します。 更新の際に更新料等が発生する事はありません。
※3 従業員数が501名以上の場合は最低契約ライセンスが20IDになります。
※4 アカウントの追加は、5ライセンスからになります。
※5 サービス内容および提供条件は、改善等のため予告なく変更する場合があります。
中小企業の生産性向上、業務改善に欠かせないITツールをこちらの記事でご紹介しています。ご参考にしていただければ幸いです。
【2023年最新】IT活用で生産性向上×業務効率化!中小企業の業務改善に欠かせないITツール10選
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本記事ではBoxの使い方について詳しく解説しました。
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