高セキュリティで企業のコンテンツセキュリティ対策にうってつけなBoxですが、本記事ではBoxの高セキュリティを実現している7つの権限やBoxを利用するメリット、設定方法について詳しく解説します。
最後まで読み進めて、Boxへの理解を深めてください。
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弊社フライクは2022年10月20日に開催された「Box Customer Award Japan 2022」にて、フライク流のBox利活用方法を発表し、「ビジネス部門」において見事大賞を受賞しました。
詳しくは、こちらの記事でご紹介しています。
「Box Customer Award Japan 2022」ビジネス部門受賞
中堅・中小企業向けERPシステムの組み立て方〜APIを駆使してBox × 他SaaSツール連携で徹底利活用
目次
Boxは、世界中で活用されているファイル共有サービスです。アメリカで2005年に設立されて以来、世界では10万社以上、日本国内では1万社以上の導入実績を誇っており、日本でも利用している企業が増えています。
Boxの基本情報について次の表にまとめました。
英文社名 | Box Inc |
本社所在地 | 900 Jefferson Ave. Redwood City, CA 94063 USA |
電話番号 | 877 729-4269 |
設立年月 | 2005年4月 |
代表者名 | Mr. Aaron Levie |
業種名 | IT・通信(IT & Communications) |
市場名 | NYSE(ニューヨーク証券取引所) |
従業員数 | 2,172人 |
ウェブサイト | www.Box.com |
Boxを利用するメリットは次の5つです。
一つずつ解説します。
クラウドストレージに限らず、容量について課題感を感じている企業は非常に多いです。Boxは、Businessプラン以上では保存容量が無制限となっています。ファイル管理で無駄な時間をつかいたくない人にBoxはぴったりだといえるでしょう。
冒頭でも解説した通り、Boxには7つのアクセス権があります。
以下の表に7つの権限についてまとめました。
アップロード | ダウンロード | プレビュー | リンクの取得 | ファイル編集 | 削除 | 所有 | |
共同所有者 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
編集者 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
ビューア/アップローダ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
プレビュー/アップローダ | ○ | × | ○ | × | × | × | × |
ビューア | × | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
プレビューア | × | × | ○ | × | × | × | × |
アップローダ | ○ | × | × | × | × | × | × |
7つの権限の意味については以下の通りです。
共同所有者: 編集者の権限に加え、フォルダのプロパティ(招待の制限事項)の設定が可能なユーザです。
編集者:フォルダへの読み取り、書き取りの全権限を持つユーザーです。
ビューア/アップローダ:ファイルの閲覧と、アップロードのみができるユーザです。
プレビュー/アップローダ:ファイルのプレビューと、アップロードのみが可能なユーザです。
ビューア:ファイルの閲覧のみが可能なユーザです。
プレビューア:ファイルのプレビューのみが可能なユーザです。
アップローダ:フォルダへ、ファイルのアップロードができるユーザです。
Boxはセキュリティ性の面において、高い評価を得ています。後述しますが、大規模なセキュリティ事故もおきていないことや、国際的なセキュリティ規格もクリアしていることを理由に、各国の政府機関・法人機関からも信用を得ているサービスです。
また、Enterpriseプランでは、Box Shieldというサービス名で、組織によるリスクの軽減や情報の流れの保護を強化することも可能です。
Box Shieldについては以下の記事で詳しく解説しているのでご確認ください。
コンテンツのセキュリティ強化に有効なBox Shieldについて解説
BoxはPCだけでなく、スマホやタブレットからも利用できるサービスです。
時間を選ばずにセキュアな情報にアクセスすることができるのがBoxのメリットと言えるでしょう。
Boxは、1400を超えるアプリと連携可能です。
Boxで連携できるアプリについては、以下のURLから確認することができます。
https://app.box.com/app-center
代表的なものとしては、ZoomやSlack、Salesforceなどが挙げられます。
BoxとSalesforceを連携させ、顧客管理とファイル管理を一元化させた記事はこちらの記事で詳しく解説しています。
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Boxのアクセス権限は以下のようにして設定ができます。
<フォルダでのアクセス権限の設定方法>
1. フォルダを右クリックするか、省略記号 […] をクリックして、[その他の操作] メニューを開きます。
2. [設定] をクリックして [フォルダ設定] ページを開きます。
[共有リンクへのアクセス] セクションで、[このフォルダに共有リンクからアクセスできるのはコラボレータのみに制限する] チェックボックスをオンにし、アクセスを制限する項目の種類を以下から選択します。
[変更を保存] をクリックします。
<アカウント単位でのアクセス権限の設定方法>
共有リンクの設定は以下の内容から設定可能です。「フォルダのみ」共有したり、「ファイルのみ」共有したり、自由に設定することができます。
本記事では、Boxの7つの権限と、ファイルの共有方法について解説しました。
Boxは他のサービスと違いセキュリティーの担保や容量無制限といった、法人クラウドファイルサービスの中では群を抜いているサービスです。しかし、使い方次第で使い勝手の悪いサービスにもなってしまいます。
また、HP経由でBoxを申し込んだ場合、アメリカのBoxとの契約になり、英語での契約・英語でのサポートになります。
英語堪能ですということであれば、全く問題なしですが日本語契約・日本語サポートご契約希望の際はBox公認パートナーの弊社フライクまでご相談ください。
弊社、株式会社フライクではツールの導入・初期設定だけではなく、運用方針の支援もしております。
だからと言って、すぐにシステムの導入をご提案することはありません。お客様が行っている普段の業務、描いている未来をまずはヒアリング致します。
理由は、導入するだけでも比較的大きな金額が掛かりますし、そもそも活用できなければ意味がないからです。
・相談したいけど事前にシステム組立屋のサービスについてもっと知りたい
・DX推進パートナーとして具体的に何をしてくるのか…
まずは、弊社サービスのVision Road Mapプログラムの資料を無料ダウンロードいただければ幸いです。
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