こんにちは。
システム組立屋 株式会社フライク代表取締役の大瀧です。
突然ですが、みなさまは「セールスフォース」をご存知でしょうか。
営業マンや経営者であれば、一度はセールスフォースというツールを耳にしたことがあるでしょう。
しかし、具体的にどのような機能があって、どのような利活用ができるのか分からないといった方も多いのではないでしょうか。
セールスフォースを使いこなすと、営業効率があがり、顧客管理が大きく変わります。
さらには、DX(デジタルトランスフォーメーション)のシステム投資に大きく寄与し、企業の成長を促すプラットフォーム(基盤)になってくれます。
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セールスフォースは本当に素晴らしいツールです。
そしてDX推進には欠かせないツールだと自信をもってお伝えできる理由があります。
それは私(大瀧)がセールスフォースを11年間使い続けており、成果を出すための利用方法を蓄積してきたからです。
セールスフォースの基本的な機能理解はもちろん、これまでの利用実績のなかで圧倒的な成果を出してきた使い方・営業管理手法、そして売上管理方法などさまざまなノウハウがあります。
そして、フライクとして企業DXの推進を立案・システム導入・実践までセールスフォースを中心に行なっております。
しかし、企業さまの中にはセールスフォースをはじめとしたCRM(顧客管理、顧客関係管理)ツール、
またはSFA(営業支援システム)ツールなどを導入しても、
といったお声をよく耳にします。
今回のブログは、
「セールスフォースを検討したいけど『使いにくそう』『難しそう』」
という方に向けて、前向きに利活用できるイメージがつくようご説明いたします。
セールスフォースの素晴らしい機能×実践で培ってきた、13年間のノウハウをご覧ください。
目次
セールスフォースとは、
アメリカに本社を構える株式会社セールスフォース・ドットコムが提供しているクラウドサービスです。
企業と顧客をつなぐ顧客管理ソリューションを提供するサービスを展開しており、
顧客一人ひとりの情報を一元的に共有できる統合CRMプラットフォームです。
セールスフォース・ドットコム社のクラウド製品は、全世界で16万社以上の企業が導入しています。
日本国内でも、日本郵政グループやトヨタ自動車などの大手企業をはじめ、
多くの企業で使われています。
セールスフォースの特徴は大きく分けて3つあります。
1.インターネット経由で提供されるクラウドサービス
セールスフォースはパッケージソフトではなく、クラウド上でのサービスとなります。
FacebookやLINEといったコンシューマー向けのサービス同様、
インターネットがつながる環境であれば、デバイスを問わず、顧客情報を閲覧できます。
2.SaaS型業務アプリケーションとPaaSによるアプリ開発
「SaaS(サース、サーズ)」とは「Software as a Service」の略です。
ベンダーが提供するクラウドサーバーにあるソフトウェアを、インターネットを経由して
ユーザーが利用できるサービスで、セールスフォース社が提供している基本機能を利用できます。
「PaaS(パース)」は「Platform as a Service」の略です。
アプリケーションの実行に必要なプラットフォームであるネットワークやサーバーシステム、
OSやミドルウェアなどを、インターネットを経由して利用できるサービスです。
こちらはセールスフォース社が提供していないサービスを、自社が管理したい内容にあわせて
オリジナルで作成→セールスフォース社が提供している機能と同じレベルで、
同じクラウドツールの中で管理できます。
3.中小企業〜大企業までの幅広ニーズに対応
大企業はシステム投資に対し、数千万円〜数億といった多額の投資をしています。
しかし、それらの投資は中小企業には正直難しい部分もあるでしょう。
先述したSaaS型アプリケーションの特徴は1ユーザーから利用可能です。
そして、セールスフォース社のサービスを導入している大企業・中堅企業のベストプラクティスが
反映されたシステムを中小企業が使うことができるのです。
もちろん管理する項目や内容、情報が異なりますが、それは「PaaS」の説明でも記載した
自社オリジナルの開発で機能を追加できます。
セールスフォースは年に3回のアップデートを繰り返し、機能を追加していくサービスです。
知らない間に機能が追加されていきますが、基本的な使い方は変わりません。
基本機能は下記の通りです。
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先述の10機能のうち、セールスフォースの中核機能を担う3つの主機能をご紹介します。
機能①:顧客情報の管理
セールスフォースでは「取引先」「取引先責任者」と呼ばれる機能名称です。
【主な機能】
顧客とのメール・電話のやり取り、社内での活動履歴や社内のディスカッションの記録など、
お客さまが参加してくれたオフライン・オフラインイベント、問い合わせ情報、
ebookダウンロード履歴、社内の活動履歴、商談進捗状況など、
あらゆる情報を都度入力することで把握できます。
MA(マーケティング・オートメーション)と組み合わせることで、
自社管理のWebサイト上での詳細なアクセス解析、メールシナリオなどにより、
具体的な顧客のアクション、興味や傾向、行動を分析。
商談の見込み度合いやターゲットになりえるかの参考になります。
機能②:案件情報の管理
セールスフォースでは「商談」「商品」「見積」と呼ばれる機能にあたります。
【主な機能】
過去の取引金額、競合相手、現在の案件の進捗情報など、重要な情報を管理できます。
数量・標準価格・見積価格・商品コードの管理が可能です。
売上金額や数量のリストを作成し、それをもとに支払期日や引き渡し期日を決められます。
また、組み込みの見積機能を使用すれば、見積に関連する顧客情報を自動入力できます。
機能③:売上予測・数字の見える化
セールスフォースの「レポート」「ダッシュボード」と呼ばれる機能にあたります。
【主な機能】
ビジネスの状況を一目で、かつリアルタイムで把握できます。
誰でも簡単に作成できるレポートを活用し、データを詳しく調査でき、
売上管理や予測にも反映することができるため、営業会議用の資料を別途作成する手間も省けます。
▶︎セールスフォースレポートの作り方はこちら
Salesforce凄いところや代表的なサービスを下記の記事でご紹介していますので、併せてご確認ください。
「結局Salesforceって何がすごいの?」代表的なサービスと凄いところを5つ紹介
次に、セールスフォースを導入することによるメリットを3つお話します。
顧客情報をエクセルで管理する場合、既存の取引先を参照できます。
しかし、 エクセルはあくまで表計算ソフトですので、過去のデータを表示することしかできません。
一方セールスフォースの場合、過去のデータを参照したうえで、 より顧客ニーズに合致する商材を
クライアントに追加提案できる「契約取得に活かせる逆算型思考ツール」として利用できます。
そのため「今後何をすべきか」の課題提示に活用でき、新たなビジネスに結びつける足がかりにもなります。
先ほどもお話したとおり「過去のデータを保持する」という観点では、
エクセルとセールスフォースは同じ機能を持ちます。
しかし、この2つのツールの決定的な違いは、ズバリ分析力です。
特にセールスフォースは、「顧客(もしくは自社)の過去の傾向」を知ることができます。
例えば、自社の過去の売上構成実績を参照すると、そのデータから自社の特性を正確に分析できます。
過去の傾向を知ることは、同時に自社のウィークポイントにも目が向きます。
つまり、どこがボトルネックになっているかを把握するのに非常に適しているのです。
ボトルネックを社内で把握・共有すれば、営業活動を効率化できるだけでなく、
組織内での連携が取れ、ひいては顧客満足度の向上も期待できるでしょう。
※セールスフォースはスマートフォン用のアプリケーションもあり、 社内外のどこからでも顧客情報にアクセスが可能です。会議や外回りの営業先でも見られますので、有効に活用してはいかがでしょうか。
セールスフォースを語るうえで絶対に外せないのが「ダッシュボード」です。
エクセルの「表・グラフ」やkintone、eセールスマネージャーといったツールでも
同様に「表示機能」はありますが、データの組み合わせはダッシュボードのほうが容易にできます。
例えば、「営業成果をあげるために【見込み顧客数】【商談数】【受注率】【継続率】などさまざまな指標値を見たい」と考えたとします。
セールスフォースの「ダッシュボード」では、それらの項目が数珠つなぎにつながっている「リレーショナルデータベース」となっているので、下記の図のように複合的な数字分析が可能なのです。
このように、ダッシュボードを利用して多角的な視点での見える化を図ることが、
セールスフォース最大のメリットと言えます。
フライクでは、すぐにSalesforceの導入をご提案することはありません。お客様が行っている普段の業務、描いている未来をまずはヒアリング致します。
理由は、導入するだけでも比較的大きな金額が掛かりますし、そもそも活用できなければ意味がないからです。
・相談したいけど事前にシステム組立屋のサービスについてもっと知りたい
・DX推進パートナーとして具体的に何をしてくるのか…
まずは、弊社サービスのVision Road Mapプログラムの資料を無料ダウンロードいただければ幸いです。
【サービスと料金】 VisionRoadMapプログラムってどんなサービス?
これだけ便利なセールスフォースでも、
などのデメリットがよく挙げられます。
そこで、フライクからこれらのデメリットをできるだけ解消するためのご提案をいたします。
・システムを「機能」面からアプローチしない。
・自社の課題と、2-3年後のあるべき姿から逆算し、それに必要なステップを落とし込む。
・課題解決のために必要な機能がセールスフォース上にあれば利用する。
・セールスフォースに長けた人材を雇い、育てる、もしくはパートナー会社を見つける。
→導入だけではなく、その後の業務改善につながるパートナーを選ぶ。
(伴走型支援をしてくれるパートナーでないと、セールスフォースの導入は失敗します)
・人によってライセンス種別は変更可能。
・企業が目指す姿や現行システムとの兼ね合いを考えた上で最適なプランを選択する。
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前述のデメリットにもうひとつ補足すると、セールスフォースのライセンス・利用料金は
わかりづらく、種類も非常に多いです。
「どのライセンスが自社に合っているかわからない」と感じ、
セールスフォース導入を躊躇されてしまう方もいらっしゃるかと思います。
この章では、セールスフォースの料金に関する事柄と、フライクおすすめのライセンスをお伝えします。
セールスフォースには大きく分けて4つのエディションが存在します。
(※2022年2月時点)
抑えておきたいポイントは2つあります。
ポイント①
「1環境、1エディション。」混合は不可能
セールスフォース社の料金ページを確認すると、エディションの低いほうがランニング費用が安いです。
しかし、エディション選びで失敗すると、今後のシステム発展に大きな支障が出ます。
「1企業で契約するセールスフォース環境が1つという前提の場合、1企業1エディション」です。
ポイント②
利便性を考え、迷わず「EnterpriseEdition」以上を選ぶ
セールスフォースだけではなく、MA(マーケティング・オートメーション)、
GoogleWokspace、クラウド会計ソフトなど他クラウドシステムとの連携で、
セールスフォースの利活用が可能になります。それが「Web サービス API」です。
この機能を使えるのが「EnterpriseEdition」「Unlimited Edition」の2つのプランですので、
ご確認ください。
また、権限設定などで必要な機能(ロールと権限、プロファイル、レコードタイプ)も
「Essentials Edition」「Professional Edition」」では利用不可能なオプション機能(追加費用発生)
となっております。迷わず、「EnterpriseEdition」を選びましょう。
セールスフォースにはさまざまなプロダクトがありますが、
プロダクト名称も数年に一度変更されるため、非常にわかりづらいです。
ここでは代表的な下記3つについて取り上げます。
【Sales Cloudの機能について】
Sales Cloudは、顧客管理(CRM)全般の機能を基軸とした、商談・見積もり・注文・契約管理など、
営業支援のためのセールスフォース社が提供するSaaS製品となります。
代表的な機能は【営業活動に関する情報を一元管理】と【営業プロセスを標準化・自動化】です。
1.営業活動に関する情報を一元管理
営業活動に関する情報を一元管理できるSales Cloudでは、
営業活動に関するあらゆる情報を一元管理できます。
顧客や顧客先の担当者の管理はもちろん、案件での会話内容や見積、契約、案件の受注まで
情報を集約して管理できます。
そして、見込み顧客を創出するためのイベントやセミナー、キャンペーンなどを管理する
「キャンペーン管理」や、見込み顧客を管理する機能もSales Cloudには用意されています。
2.営業プロセスを標準化・自動化
これまでExcelなどで分散管理されていたようなデータを一元化できるだけでなく、
案件を進めるための業務の流れ、稟議処理や、受注後の契約書、請求書発行といった
企業独自の業務フローの統一などデジタルシステムに完全移行することによって、
プロセスの標準化・自動化が見込めます。
特に属人化になりやすい営業活動のプロセスを標準化・自動化することで、
生産性の高い営業活動を個々が実施できるようになり、
企業としての組織力・売上の向上が期待できます。
さらに、近年活用が進んでいる人工知能(AI)を利用した「売上予測」機能の存在も
大きな特徴のひとつです。
【Service Cloudの機能について】
Service Cloudはコールセンター・カスタマーサポートといったお客さまサポート向けの商品です。
ケースと呼ばれる問合せ管理では、オペレーターが適切に対応できるように支援するための
「ナレッジ機能」や「コンソール」と呼ばれる複数機能が1ページに表示されるための機能など、
豊富に備わっています。
代表的な機能は【カスタマーサポート業務の効率化】と【CTI連携やナレッジによって顧客満足度の向上を促す】です。
1.カスタマーサポート業務の効率化
Service Cloudには、メール・電話・チャット・SNS・ビデオ通話など、
あらゆるチャネルでカスタマーサポートを円滑に行なうための機能が充実しています。
特に、Service Cloudで注目すべき機能は「サービスコンソール」です。
サービスコンソールを活用すると、顧客情報・問い合わせ内容・対応状況などの情報を単一の画面で
確認できるので、サポート対応の効率化が実現できます。
2.CTI連携やナレッジによって顧客満足度の向上を促す
Service Cloudによる「CTI連携」を行なうと、オペレーターは受電後すぐに表示される
顧客情報を確認しながら、顧客対応にあたることができます。
また、顧客からのよくある質問を「ナレッジ」に蓄積しておけば、問い合わせ内容に応じて
関連性の高いナレッジを自動で表示できます。
Service Cloudを活用することで、オペレーターの業務効率がアップはもちろん、
カスタマーサポートのサービス品質が向上し、顧客の満足度が高まることは間違いありません。
【Lightning Plattformの機能について】
Lightning Platformは、自社の業務に合わせた独自のアプリケーションを開発できるプラットフォームです。
ExcelやKintoneといった安価なサービスと同様にランニングコストを抑えながらも
自社オリジナルの管理項目や商品ラインナップに合わせてカスタマイズが可能です。
Sales CloudやService Cloudの標準的な機能が不要である、もしくは最小の機能でSalesforceを使用してみたいという方には、Salesforce Platformのライセンスがおすすめです。
代表的な機能は【最小限の機能でのスモールスタート】と【カスタマイズに適した拡張性・柔軟性】です。
1.最小限の機能でのスモールスタート
Lightning Platformは、どの企業でも必要な【顧客管理(企業情報、担当者情報)】機能に加えて、自社で開発・カスタマイズしたアプリケーションを頻繁に使用する企業向けのプロダクトです。
セールスフォースが用意している標準機能(Sales Cloud、Service Cloudの機能)では物足りない、
必要ない、自社に必要な機能を独自開発・カスタマイズしたい場合には、
Lightning Platformライセンスがおすすめです。
2.カスタマイズに適した拡張性・柔軟性
セールスフォースには、オリジナルのデータベースが作れる「カスタムオブジェクト」と呼ばれる機能
があり、実業務に合わせて必要なオブジェクトを作成することで、
セールスフォースの利用をスモールスタートが可能です。
Sales Cloudの営業支援や、Service Cloudのカスタマーサポートを支援する機能は使えませんが、Salesforceが強みとする拡張性や柔軟性、堅牢なセキュリティを担保できる点は
他のプロダクトと変わりありません。
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「Sales Cloud」と「Service Cloud」は、4つのエディションにわかれて料金が設定されております。
「Lightning Platform」の料金は「Enterprise」「Unlimited」のエディションに分かれていて、
さらに細かく「Starter」と「Plus」の2種類に分かれ、それぞれの製品で料金が異なります。
異なる点としては【カスタムオブジェクト】と言われる企業独自の機能の利用可能個数が
「Starterの場合10機能まで、Plusの場合は110機能まで」となっています。
セールスフォースは、原則として1人以上の管理者が必要なので、
Lightning Platformライセンスだけでの契約はできません。
最低1ユーザーは「Sales Cloud」もしくは「Service Cloud」のライセンスが必要です。
【Salesforceライセンスの選び方と考え方】お役立ち資料無料ダウンロードは➡こちらから
フライクのおすすめエディションは、まず「Enterprise Edition」です。
今後の拡張性とライセンス費用という二つの側面から考えると迷わずこのエディションをおすすめします。
次におすすめのプロダクトは「Lightning Plattform」です。
最低限必要な【顧客管理機能】と見える化ツールである【レポート】【ダッシュボード】があるため、
スモールスタートして、必要なタイミングでSalesCloudにアップグレードすることを強くおすすめします。
マーケティングオートメーションやクラウド会計ツール、名刺管理ツールとの連動を考えた際には
SalesCloudを選ぶほうが、開発工数が少なくなるメリットもあります。
ご不明な点があればフライクまでお気軽にご相談ください。
Salesforceの導入費用については実際の事例をもとに詳しく以下の記事でご紹介しています。
併せてご確認いただければ幸いです。
【Salesforce】の導入の流れと費用が丸わかり!3つのパターンの導入支援金額を大公開
ここからは私がセールスフォースを13年間使いづけた経験から基づく体験談をお話したいと思います。
私(大瀧)の経歴は以下のとおりです。
富士通時代、そしてセールスフォースパートナー時代は社会人なりたてで、
セールスフォースの基本知識をつける下積み時代でした。
今回はfreee株式会社の話をメインでお話をしていきたいと思います。
「freee」の九州支社立ち上げというミッションのもと、freee株式会社に入社したのが2017年8月。
私はまず「営業担当」として、広島エリアを担当することになりました。
担当になったというより、数値分析した結果「freeeとして攻めた方がいいエリアではないのか?」
という結論に至りました。
その数値的根拠を出すのに役に立ったのが「セールスフォース」です。
freee社が開発したバックオフィス系各ツールやサービスは無料で利用できますが、
freee社としては、当然有料で使用する顧客を増やしたいと考えています。
広島エリアのfreee利用状況は、
というものでした。
この1〜3に関する顧客データ部分を、私はすべてセールスフォース内のデータから
レポート・ダッシュボードで見える化し、GoogleMapで地図情報を表示→分析を実施しました。
具体的には、セールスフォースを使って「過去のデータ」と「現状のデータ」を比較して、
その分析結果を上司やその上司すべての役職者に、数字を提出・プレゼンテーションしました。
結果は大成功!
freeeは初めて営業所を作ることになり、2018年1月に広島営業所を開設し、
freee初の営業所長に就任しました。
その後、売上も順調に推移しました。
freee九州支社および広島営業所メンバー全員で協力して、freee全部署のなかで圧倒的な成果を出せたのです。
チームとしても年間目標金額に対し、256%の目標達成を達成し、セールスアワードという
freee全営業メンバーのなかでMVPを獲得するなど、セールスフォースを使った戦略的アプローチが功を奏しました。
やったことは非常にシンプルで、セールスフォースを利活用した「全員野球」です。
メンバーの役職・役割に関わらず、全員で九州支社・広島営業所に
何かしら接点のある顧客情報をセールスフォースで漏れなく抜かりなくチェックし、
顧客によってアプローチの方法を変えていきました。
そこでも役に立ったのが【ダッシュボード】機能です。
チームでは毎週金曜日に進捗管理を実施し、重点的にPDCAを回しておりました。
【目標に対する現時点の定量情報】
もし、セールスフォースを入れていないとこのような指標値を作成するのに
5時間はかかっていたと思いますが、セールスフォースでは日頃入力する日報や活動報告が
自動的に数字情報に反映されるので、資料作成は0分、考える時間に圧倒的な時間を費やすことができました。
Salesforceのレポートとダッシュボードの使い分けについては、以下の記事を併せてご参照いただければ幸いです。
【初心者向け】セールスフォース(Salesforce)のレポートの基本と作り方
Salesforceの使い方完全マニュアルを初心者向けに詳しく解説していますので、
「今回初めてSalesforceを導入したが、使い方を教えて」
「Salesforceを導入しているけど、マーケティング領域で活用しきれていない」
「急にSalesforceの担当になった」
という方はぜひ併せてお読みいただければと思います。
セールスフォースのプランや機能が多くて何を選んだら良いか分からない…
セールスフォースを活用して成果に繋げたい…
このように【はじめてのセールスフォース導入】をサポートするため、フライクでは、すぐにシステムの導入をご提案することはありません。お客様が行っている普段の業務、描いている未来をまずはヒアリング致します。
まずは、弊社サービスのVision Road Mapプログラムの資料を無料ダウンロードできますので、ご確認いただくことをお勧め致します。
【サービスと料金】 VisionRoadMapプログラムってどんなサービス?
Salesforceを劇的に改善する3つの方法も無料でダウンロードできます。
セブン銀行ATMを利用した 「ATM受取・ATM集金」という法人の送金サービス、ならびにセブン銀行法人口座の法人窓口として活動している株式会社セブン・ペイメントサービス様の経営戦略の伴走支援動画をご覧ください。
詳細は以下の記事でも解説していますので、併せてご確認いただければ理解度が深まります。
セールスフォースでは、「過去」におけるさまざまなデータを紐付け、数珠つなぎにして管理し、
複雑化された「過去」の事象を、きれいに「今」に紐付け、逆算して「未来」の戦略やアクションにつなげられます。
セールスフォースは何でも出来るがゆえに
「具体的に何ができるか?」「導入したけどうまく使いこなせない」
という企業さまが多いのも現状です。
そこでフライクでは、セールスフォースの導入をより成功に近づけるために「3Sマップ」
という手法でシステムの導入成功率を高めるアプローチ手法を実施しております。
3Sマップとは、Strategy(戦略)×System(システム・制度)=Success(成功)」
を実現するマップという意味で、成功に向けたシステム活用のロードマップを作ります。
企業が目指すゴールから逆算してスケジュールまで落とし込むことで、
きちんと実現可能な状態でシステム利活用を進められます。
3Sマップやシステムについてご相談したい方はお気軽にご相談ください。
いかがでしたでしょうか?
このブログではセールスフォースの基本の「キ」からスタートして具体的な使い方やノウハウまで
多岐に渡りご説明いたしました。
セールスフォースをはじめ、システムは企業のビジネスとともに成長していくものです。
長期的に変革・成長し続けるビジネスモデルとシステムに対応するものなので、
どうしても初期費用も維持費用もかかるサービスです。
しかし、セールスフォースは、そのサービスを使いこなしてもっと高みを目指したい、
ゴール到達のためにあらゆる手段を使って目標を達成したいと考えている
志の高い企業・経営者・従業員にふさわしいシステムと断言できます。
株式会社フライクでは、そんな志の高い方々やセールスフォースを使い始めたい方を応援しております。
まだ導入していない企業さまは下記URLから【はじめてのセールスフォース導入】をご覧くださいませ。システム組立屋のフライクが提供するサービスの概要と料金を資料としてまとめております。
【サービスと料金】 VisionRoadMapプログラムってどんなサービス?
また、セールスフォースを導入しているけどまだ使いこなせていない企業さまは
【利活用チェックシート】
【健康診断シート〜システム処方箋〜】
【定着しないセールスフォースを劇的に改善する3つの手法】
の3資料をあわせてダウンロードしていただき、
セールスフォース利活用への歩みを進めてみてください。
Salesforceの使い方を改めて以下のチェックシートで確認してみませんか?
Salesforceを劇的に改善する3つの手法を知りたい方は、まずは無料ダウンロード!
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