こんにちは。
システム組立ちゃんねるを運営している、株式会社フライクの大瀧です。
今回のこだわりブログは「ミッション・ビジョン・バリューの刷新」についてお伝えしていきたい思います。
このブログを書いているのは2023年7月なのですが、フライクの期初の8月を直前にしてミッション・ビジョン・バリューを変更しました。
その内容がこちらです。
この内容について、大瀧の想いをしっかりお伝えできたらと思います。
目次
わたしたちフライクのミッションは
「ワクワクするシステムで、自分らしく働けるストレスフリーな社会を実現する」
です。
仕事や業務で、ワクワクすることを感じることはありますか?
さらに、毎日使うITツールやシステムを見ることでワクワクしていますか?
もし退屈な仕事や業務での「単純作業や入力作業」が、美しく洗練されたシステムで実現することができれば、自分のやりたいことに時間を注ぐことができるかもしれません。
そして、
自分が本来やりたい業務や仕事に注力することができれば、
「地域社会を変えたい」「業界を変えたい」「家族といる時間を大切にしたい」
など、自分らしい働き方を実現できるかもしれません。
その結果、
仕事や業務におけるイライラやわだかまりがなくなり、ストレスフリーな社会が実現できると信じています。
それを追い求めているのが「システム連携組立図」です。
30ものITツールを使い、それぞれの領域に特化したITツールと、それらの情報をSalesforceを中心にまとめるシステム連携組立図。これをもっとブラッシュアップすることで、「描いた未来」を実現する経営を支え、データドリブンな経営も可能にできます。
日本における企業数は360万社と言われています。
さらに、中小企業は99.7%の357万社、中小企業で働く従業員数は68.8%の3200万人(※)です。
※平成28年度 経済センサス活動調査より
ミッションの「ストレスフリーな社会を実現する」には大企業だけではなく、日本の大部分を占める中小企業にも「ワクワクするシステム」が必要不可欠です。
わたしたちフライクは2023年6月時点で、業務委託・副業メンバーを含めて10名の組織です。そして、事業計画上の数字では2030年時点で50名の組織となっている予定です。
50名のメンバーで大企業、中小企業にサービスを提供することは不可能です。
そこで、どういった企業、どういった人物像をターゲットにするのか?が重要となります。
その答えが
「挑戦し続ける人」
なのです。
わたしたちフライクは、組織変革を後押しするシステムやプロジェクトをサービスとして提供しております。
そのプロジェクトを提供したくない企業についても定義しております。
だからこそ、フライクのペルソナ企業は下記と定義しております。
ここまで明確にお客様を定義している企業も珍しいと思いますが、「挑戦し続ける人」と共に目標達成へ向かって走り続けるためには、厳選したプロジェクトが必要です。
そのためにも、わたしたち自身も挑戦し続け、その結果が共感を生み、素晴らしいお客様との出会いをもたらす。そう考えてアウトプットをしております。
わたしたちフライクが「お客様に約束すること」は
です。
まず「事業成長を支える唯一無二」について説明いたします。
わたしたちフライクが提供しているのは「システム連携組立図」だけではなく、それらのストレスフリーなシステムを利活用した「経営戦略室」です。
経営戦略室は、事業成長には欠かせない企業の中枢でありブレーンな部分です。
では、具体的にどのような役目かについてお伝えします。
まず、フライクが提供するのはマッキンゼーの7SであるハードのSの部分です。
そして、マーケティング戦略×営業・顧客戦略×システム戦略の中心部分を実現するのが「経営戦略室・DX」です。
事業成長に欠かせない要素を社内メンバーだけで実現するには、教育費用も採用費用も時間もかかってしまいます。
ストレスフリーな社会を実現するためには、それらの人材をフライクが担い、唯一無二のパートナーであり続けることが、わたしたちフライクの約束です。
「業務改革をせずにシステムを導入する企業」と「業務改革を伴いシステムを導入する企業」、どちらのほうが本質的課題を解決できるでしょうか?
間違いなく後者です。
システム提供だけをする企業であれば、業務改革を伴わない「部分最適なシステム」を導入すれば、お金になります。半年〜1年間だけのお付き合いで「さようなら」をして、目の前の売上を上げることができます。
しかし、フライクは「事業成長を支える唯一無二のパートナーでいる」ことがバリューのため、そのようなことをするとバリューとは真逆のことをしてしまいます。
だからこそ、業務改革を伴わないシステムは提案しておりません。
システム開発失敗の5大要因の中に、
「01:業務知識・業務管理知識の不足」と「03:発注者・受注者のコミュニケーション能力不足」があります。
わたしたちフライクは、システムや経営戦略室の立ち上げに関するノウハウを保有し、勉強し続けておりますが、業界特有のルールや業務知識、常識とされるマナーなどは持ち合わせておりません。
ですので、お客様となる企業からそれらの知識を教えていただき、システム×業務をかけ合わせる必要があります。
その際に、忖度が過ぎる企業間のやり取りがあった場合、これらの失敗原因を限りなくゼロにすることは難しいと考えております。
だからこそ、フェアな関係性が必要不可欠です。
さらに、わたしたちフライク自身に必要なマインドは「当事者意識」です。
お客様から頂戴した売上を「ただのお金」と捉えるのではなく、お客様が汗水垂らして受注した売上からサービスを提供した結果、利益が発生し、その利益を頂戴しているという認識が必要です。
だからこそ、その利益をさらなる売上増や業務効率に繋げ、投資を最大限にすることが一番の恩返しと考えております。
わたしたちフライクが大切にしていることは就業時間の10%、そして、売上高の10%をシステム研究開発に投下すること。
その理由は「企業の大切な利益を、投資したシステム導入で失敗してほしくない」からです。
例えば、FY2(2022年8月から2023年7月)で実施したシステム研究開発の一部がこちらです。
お客様へ納品する前に、システム導入を試験して失敗を確認しているため、フライクにとっては不要なシステムも当然あります。しかし、お客様から「このシステムと、このシステムはどう違うの?」と聞かれたときに、正確にお答えできるようにするためにも、まず先に研究開発をするのがフライクのカルチャーです。
詳しくは下記をご覧ください。
次に「誠実心」ですが、お客様より研究開発を発注いただき、調査およびシステム研究をすることがあります。それは、世の中にまだ情報が少ないシステム連携であることが多く、わたしたちも手探りで実施しています。
その結果、思った通りのシステム連携ができなかったという「失敗」も当然あります。その際は包み隠さず、誠実な心で対応をすることでフェアな関係を保ち、また当事者意識があるからこそ、真摯な対応をすることができると自負しております。
このブログのまとめとして、フライクが目指す「描いた未来」についてお話をいたします。
フライクのミッションは「ワクワクするシステムで、自分らしく働けるストレスフリーな社会を実現する」なのですが、フライク自身がワクワクするシステムを使わないと、このミッションは成り立ちません。
そこで、まず1つ目は「自分たちのシステム環境を最高な状態にする」ことです。
今のシステム連携組立図は、一般的には非常に評価や価値の高いシステムだと思います。
しかし、時代は変わっていきます。
これまで出社が当たり前だった働き方がリモートワーク中心になったり、2023年10月からインボイス制度が本格運用になったりと、時代とともにシステムのあるべき姿は進化していきます。
だからこそ、システムに完成形はありません。
チャレンジし続けることに価値があります。
そして、2つ目は「フライクが関与するとシステムもDXの成功率が100%となる」状況にすることです。
システムの導入成功率は52.8%と言われておりますが、フライクが関与することで100%を目指します。
システムだけ考えると、これは要件通り作ることで実現できます。
しかし、システム導入だけではなくDX成功率も16%と言われております。
出典:マッキンゼー・アンド・カンパニー「デジタル革命の本質: 日本のリーダーへのメッセージ」
つまり、10社に8〜9社がDXに失敗しているということです。
DXが失敗している原因は「人と組織」にまつわる要因が占めております。
だからこそ、フライクは経営戦略室の立ち上げ支援を行い、お客様にとって唯一無二のパートナーとして、成功率を上げることができると確信しております。
DXを成功するためには、ビジョンを実現する手段としてDXを進め、デジタル技術を前提にすることも必要不可欠です。
もし、この考え方に共感していただき「システム導入やDXの成功率を100%に持っていきたい」ということであれば、その熱い想いとともに問い合わせをしていただけますと、大瀧は泣いて喜びます!
皆様にお会いできることを楽しみにしております。
株式会社フライク 代表取締役 大瀧 龍